ジャージで赴く異世界

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「‥‥‥‥ここは?」 目が覚めると石作の建物の中にいた。 「お!やっと目が覚めたか!」 隣には案の定鍵宮がいた。 「どうなってるんだ?」 「さあ?俺も目が覚めた時にはここに居たしな」 「案外異世界転生とかしちゃったりして」 「まあ遼とだったら楽しそうだけど、どうやら違うみたいだ」 コイツは素でこういうことを恥ずかしげもなく言ってくるから対応に困る。 「おかしいな」 「確かに、この人数を一斉にって‥…誘拐ではなさそうだし俺たちは拘束されてるわけでもない」 あ、言われてみれば確かにそうだな。 俺の言ったおかしいとは食い違ってるけど確かにそこもおかしいな。
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