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「口頭の説明より、実際にやってみるほうが簡単でしょう。初めての時は漠然と私の前にあるようなステータスウィンドウを思い浮かべながら、声に出していってみましょう。もちろん慣れてきたら私が今行ったように何も言わなくてもステータスが開けるようになります」
そういうと皆が一斉にステータスウィンドウを開き始めた。
俺は恥ずかしさが勝ち、心の中でステータスウィンドウと唱えた。
「なんだ、言わなくても出るじゃん」
『司馬 遼牙 LV1
種族 人族
力 98
体力 113
魔力 91
素早さ 106
運 75
称号【I級勇者】
ギフト 創造 鑑定 イベントリ 超成長』
これが俺のステータスか。
創造て・・・もしかして俗に言うチートってやつか?
続いてスキルのところをタップしてみる。
そうするとスキルの詳細が分かった。
スマホの慣れって怖いな。
『ギフト 創造
想像した物を作りだす事ができる。作れる大きさは魔力に依存。しかし武器と認定できる物は創造することができない』
あれ、これもしかして外れギフトなんじゃねえか?
一応次のスキルも見てみるか。
『ギフト 鑑定
様々なものが鑑定できる』
え、ナニコレ、すっげー雑じゃね!?
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