序章 旅立ち

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21XX年、人類にとって脅威が訪れる。 AIは進歩し、自ら人間型ロボットを大量生産。そして南極にAIの拠点となる基地をおき、人類に宣戦布告をしてきた。 AI達は、人類の次に地球の支配者になるべく、南極の基地から、空飛ぶ空母にて移動、人類軍の拠点を次々と攻撃していった。 この物語は、壮絶なるA I対人類の戦争に巻き込まれ戦う事を余儀なくされた人類と、母と息子の愛の物語である。 主人公の名前は「ギャン」  人材派遣会社キャリパーランドの研修生なったばかりだ。このミッションで結果と評価を得て、正社員を目指している。 そして会社キャリパーランドでの活躍が認められたら、人類軍に志願してAI戦争に従事、出世も夢ではないチャンスでもあるのです。 そして研修1日目、会社からミッションが与えられた。どこも戦争には人材不足なので、いきなり最前線に向かう事になる。 ミッションは、最前線の人類軍への補給である。無線からは、人類軍に協力するパートを始めたボクのお母さんの声が聞こえてくる。 主人公ギャンは、補給物資を前線に配達するべく、物資運搬ロボット「クラブマン」に乗り込んだ。 目指すは人類軍精鋭部隊「デストロイ特殊隊」である。これまで数々のAIロボットを蹴散らし、空の空母を次々に撃破した人類軍の勝利への最も期待のエリート部隊である。 このデストロイ特殊部隊なら安心して物資を運べる。そして部隊に合流したら、お母さんのコネを使って、人類軍に志願の希望を伝えるつもりだ。 ギャンは、運搬ロボット「クラブマン二級」の免許を取得した、そして整備メカニックとしても通信教育で免許がある。腕に覚えありといっても良い。 これからだ!キャリパーランド社の最新型物資運搬ロボット「クラブマン」のエンジンをかける。 ギャンは自分に言い聞かせた「旅立ちだ」と。
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