さくら色に染まりたい

5/13
前へ
/94ページ
次へ
「……優也さん……」 「ん?」 こうやってゆっくりと会話をしている間も私たちは指を絡めたり、唇で触れ合ったりしている。 「私も優也さんを護りたいですよ」 「おや」 私たちは見つめあった。 「朝起きてご飯を一緒に食べたり、お話をしたりしながら、ずっとずうっと一緒にいたいです」 「そう」 私たちは微笑み合い、それから口づけを優しくかわした。 「じゃあ、ずっとずうっと一緒にいようね」 「はい」
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

375人が本棚に入れています
本棚に追加