さくら色に染まりたい

13/13
前へ
/94ページ
次へ
「はあ……はあ……はあ……」 呼吸が浅くなり、その呼吸をなだめるように啄ばまれる。 赤子になったような、大人になったような不思議な心持ちで優也さんに抱かれる。 (ああ、私。ついに身も心も……) 意識が遠ざかった。 そしてすべて満たされた気がした。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

375人が本棚に入れています
本棚に追加