サプライズbirthday♪── 快紗瑠 さま 編

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かちゃり。 そぉーっと覗いて見てみよう。 ピンク色の煙がなくなるまで皆、待機。 「どう?」 「寝た?」 偵察部隊、キョロキョロ。 「前回は無色だったのにどうして今回はピンク色だったんですか?」 「いや、今回のもバレない為に無色配合だったはず……」 「あはは、皇帝(カイカイ)のフェロモンと科学反応起こしちゃったとか?」 解説部隊も一緒だよ。 その後に続いて実行部隊、 いや、 皆入ってきたよー。 あっ 噂の皇帝様、 パソコンの前に突っ伏して寝てる? 「狸寝入りじゃない?」 「皇帝様はオサルさんでしゅ!」 意味が違う。 「ちゃんと寝てる?」 「さあ!姫、ちゃんと寝ているか彼の耳元に吐息を!」 「ちょっとドキドキしますね」 一人の姫がドキドキしながら、わたあめのようなふわふわあまぁい吐息を耳に吹き掛ける。 みなのもの、 その絵になる美しさに違う意味でドッキドキ。 「良いなぁー」 指をくわえて眺めている輩も多数。 よし、起きない。 第一ミッションクリアー! 続いて第二ミッションへ。
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