恋の詩

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〔私の隣には…〕 あなたは いつも 私の隣にいてくれた 止まっていた 私の時間 あなたが 背中を押してくれたから 夢に向かって 動き出した それから あなたは いつも私の隣にいてくれてる 私の夢が近づくたび あなたは自分の事のように 喜び 微笑み 私の頭を撫でてくれた 私がお礼を言うたびに あなたは「暇だから…」 その言葉ばかり あなたのおかげで 小さかった 私の世界は 大きくなった 明るくなった 楽しくなった 頭もよくない 美人でもない お金持ちのお嬢様でもない なんの取り柄のない 私だけど いつか あなたのために 何かしたい あなたの 力になりたい 何年 何十年先になるかもしれないけど それまで あなたの 隣にいたい…
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