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ユリはモヤモヤしていたが、
数日後ハヤトからメールが入った。
候補日の中から、ユリの都合のよい日で決定した。
25年ぶりの再会から、
約2週間後、
二人でデートすることになった。
待ち合わせは、二人の最寄り駅。
二人はご近所さんだ。その駅にいるのは当たり前の光景ともいえる。
ただ、友人達には内緒で会っているのでなぜか距離を取りつつ、歩き出した。
家とは逆方面に、ハヤトが予約した店がある。
徐々に駅から遠ざかると、
ユリは、ハヤトと離れて歩いているが寂しくなった。
「歩くの速いよ~」
「ごめん、ごめん」
ハヤトはペースがつかめない。
近づきたいがなかなか並んで歩けない。
そのままお店に着いた。
地元だが、ユリは初めて入るお店だった。
ほぼ予約時間通りの19時だった。
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