第1章 同級生

8/8
前へ
/39ページ
次へ
そこへ、ハヤトが駆け寄って 「田村、いくぞ!」 「うん♪」 ユリは笑顔で答えた。 それ以来、ユリはハヤトを意識するようになった。 ユリがマサキを好きだったことは エミ以外誰も知らない。 クラスの人気者になっていたハヤトは、皆が「ハヤト」と呼び捨てで呼んでいた。 エミとハヤトが楽しそうに話す姿も当たり前のように目に入っていた。 ユリも、ハヤトと急接近していく…
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加