~エンブリオアンソロジー特別企画番外編(その3)~

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…しばらくすると外の方で、何かが止まるような音がしてくる。どうやらカイトの車が到着したらしい。 カイト「…おっ、来たか。よし、引き上げるぞ。話は戻ってからだ」 カイトの言葉が言い終わると同時に、外から大爆発のような音が響きわたり、壊れかけたテーブルやイスが震動し続けている。 カイト「…それにさっさとここから出た方が、良さそうだしな。藍紫、残った荷物と俺の仕込み杖を後ろのトランクに詰め込んどいてくれ。 …フランディアナはちと狭いが、後ろの席に乗ってくれ」 藍紫「はいは~い」 藍紫は車の後ろのトランクを開けて、回収した装備をいれたカバンと仕込み杖を入れている。 フランディアナ「(問題ない)」 フランディアナは車の後ろの座席に、横になるようにしている。
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