〜エンブリオアンソロジー(その7)〜前編

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ルナ「全然違うし、それ以上余計な事を言ったら…カイトを「サッカーボール」にするからね?。カイトは…何メートルくらい飛ぶのかなぁ?」 カイト「やべぇ、マジだ…。すいません。これ以上は余計な事は言わないので、どうかご勘弁くださいませ…。いやマジで…」 ルナ「ふん…」 カイト「こ…怖い…。いつにも増して…。だけどこのままってわけにもいかないよな…。おっかないな…」 カイトは今のルナが自身の「余計な言葉」を聞き流せる状態ではないことをある程度察しており、ルナの逆鱗に触れないように言葉を選ぼうとしている。 カイト「…なぁ、何かあったのか?。できれば教えてくれないか?」 ルナ「……」 カイト「ルナ、悩んでいるなら誰かに言わないと分からないだろう?。俺はミナミと違って、人の心は分からないんだからな。つまりその…「コミュニケーション」が大事なんだよ。何事にもな」 ルナ「…分かったよカイト。話してあげる。でもカイト、一つだけ約束してくれる?」 カイト「約束?。なんだよ?」 カイトはルナの約束がなんなのかが気になっており、ルナにたずねていく。
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