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マザー「残念だったなぁ破壊神よ。貴様の魔法は既に対策ずみだ!。貴様がいくら魔法を使おうが、痛くもかゆくも無いのだよぉッ!。貴様は…貴様達は魔法に頼りすぎだッ!!」
負傷兵「そうみたいだな。まったく嫌になるねぇ。…だが、多少は痛いんじゃないかぁ?。見てみな、足が震えているぜ?」
マザー「なに?。…ぐっ!?」
負傷兵が不敵な笑みを浮かべながらこう返すとマザーが片膝をついており、それを見た負傷兵は何かを察したのかそのまま口を開いていく。
負傷兵「やはりな。お前のその体は、なんでも防ぐ魔法の体なんかじゃない。確かに魔法攻撃に対する防御はほぼ完璧だろうが、その代わりに「物理的な衝撃には脆くなっている」ようだな?。
…まぁどうせお前らは「物理的な衝撃を防ぐ方法」も持っているんだろうが、今使っているやつと一緒に使う事は今のところは出来ないんだろう?。だからお前らやクライン達は魔法じゃなく、「実弾等の物理的な攻撃を使わざるおえない」んだ。…違うか?」
マザー「…くっ…」
負傷兵「図星…か。答えてくれて助かるよ」
マザー「この悪魔め…。いい気になるなよ…!!」
負傷兵「悪魔か…。それの否定はしないよ。実際…そうだしな」
負傷兵は自嘲したような口調で答えていくが、何かに気づいたのかそのまま口を開いていく。
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