第1話 月の下での出会いⅠ
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私は死神を見上げた。すると顔が見えた。端正な顔立ち、長いまつ毛、ライトブルーの瞳、金色の長い髪。こんな綺麗な死神がいるなんて。 そしてどこか懐かしい面影... 「あなた、お名前は?」 私、死神に何を聞いているのかしら。 「クラーク」 「クラーク…私はシャルワ」 「・・・知ってる」 小さな呟きが聞こえた気がした。 月の光を背後に浴びた、その綺麗な死神の姿は今でもこの目に焼き付いている。
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