-バニラVSリンダ-

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 バニラは私の言葉に考え込んだ。  それから、ニコッと、笑った…  私に微笑んだといっていい…  「…リンダがお姉さんを好きなのはわかるわ…」  「…リンダが私を好きなのはわかる? …どういうことだ?…」  「…お姉さんは、ウソは言わない…だから、信用できる…」  バニラが呟く。  「…信用できる?…」  「…そう…お姉さんの言葉は胸に刺さる…単なるうわべだけの言葉じゃない…物事を公平に見る力がある…」  バニラが言った。  私はそんなものかと思った。
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