第7話

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「ミランダ様。これは奇遇ですな。こんな辺鄙な場所で何を?」 「近道をしようとして迷った。将軍こそ?」 「私は傭兵上がりでね。他の将軍に比べると俗物だ。だから、金に目がない。前々からここに来たかったが、聖都へ行く途中に在るとなれば、ついに寄ってみた次第だ」 「ここ?単なる森としか思えないが?」 「ここは亡霊の森だ」
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