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あらすじと登場人物紹介
※このあらすじと登場人物紹介はネタバレとなるため、とばしてもらってかまいません。(応募に必要なので)
ラルカフとグンナルの二大組織は覇権争いをしていた。ラルカフの軍人澪凪羽多と雨崎美輝は霧宮徳人が所属する技術組織ジャエロダイエンの援助を受けながら、グンナル軍との戦闘を繰り返していた。
雨崎美輝を瀕死から救ったAI《アイナーヴ》をきっかけに技術革新が進む。そして、霧宮を除くジャエロダイエンはラルカフを裏切り、グンナルでの技術発展を進める。
澪凪が隊長になる頃、軍には新たに織色誠、渋灰霜、常盤美里が入隊した。ラルカフの敵はグンナル軍の無人対人戦闘機。霧宮と澪凪は対抗手段として記憶と引き換えに高い身体能力を得る人体強化手術を開発する。この手術の実験台となった雨崎、織色、渋灰、澪凪は徐々に記憶を失っていく。ついに全ての記憶を失った雨崎は自分が何者であるかの問いに苦しんでいた。
ある日、ある戦場で一人のラルカフ軍人が怪我人の老婆を救助した。軍人が老婆を救護テントに運んだ時、老婆の体に異変が起きた。老婆は奇声を上げ近くの軍人や怪我人を巻き込み大爆発を起こした。それを皮切りに次々と怪我人や老体が爆発していき、ラルカフの町は大惨事となった。後にそれは完全人形AIの時限爆弾であると判明。軍人は爆発を恐れ、怪我人を救助しなくなるようになってしまう。ある日、雨崎が見逃した怪我人が本物の人間であることが分かった。その怪我人は戦争に巻き込まれて死んでしまい、雨崎は深く後悔する。
戦場で瀕死の澪凪を救った雨崎は自分は澪凪と初対面であるという話をする。それが澪凪との最後の会話となってしまい、澪凪は命を落としてしまう。
リバルは戦いを重ねるごとに進化を続け、ラルカフの基地が壊滅寸前まで追いやられてしまう。何とか基地を死守した雨崎は死に際、澪凪との記憶を思い出す。そして自分が何者であるか、その問いに一つの答えを見つけ出す。この戦いを経て織色、渋灰は自らの実力不足を痛感し、人体強化をさらに進め記憶がさらに無くなってしまう。
ラルカフによるグンナルへの迎撃寸前、ラルカフ軍の前に完全人形AIの戦闘機が現れる。戦争を終わらせる戦争。全ての記憶を失った織色は常盤を倒すため、最終戦へと足を踏み入れる。
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