バトンの旅（くだり編）

あとがき

これまで、バトンの旅をお読み頂き本当にありがとうございました。

最後は、私の遅筆とバトンを追いかけるタイミングが遅すぎたせいで、ちょっと尻切れトンボのような形でバトンを追うことが出来ませんでしたが、お楽しみ頂けましたでしょうか・・・。

ちょうど5年前。

R21というフリーペーパーで、石田衣良さんがエッセイ「空は、今日も、青いか？」の中で、エブリスタを紹介していたのを目にしたことが、このサイトを知るきっかけになりました。

とりあえず、ユーザー登録して見よう見まねで小説を書き始めたのが、ついこの間のように感じられます。

最初は仲間もできず孤独な作業が続きましたが、俳句や短歌も読み始めたところ、徐々に読みに来て下さる方も増えて、創作活動が楽しくなりました。

やはり、読んで読まれてという仲は、他ではなかなか味わえない素晴らしい体験だったと思います。

今年の春から、エブリスタのサイトリニューアルで俳句カテゴリが無くなるなど、ちょっと寂しさも感じましたが、私のエブでの創作活動が俳句に始まり俳句に終わるのかと思うと、何か不思議な縁を感じざるを得ません。

ちょうど5年目という区切りで、私は一旦エブリスタでの創作活動は終了し、限られた時間の中で自分が描きたいものを見つめ直し、リスタートしてみるつもりです。

これまでお世話になったエブリスタ、そしてここで出会えた仲間たちにこの場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

また、どこかで再会できることを楽しみにしております。

戸未来　拝