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「今日は特別な日だ!」
たかしくんのお茶碗が喜びの声を上げた。
「たかしくんがご飯を残さず食べたんだからね!」
好き嫌いの多いたかしくんは、なんと白いご飯まで嫌いときたものだ。だからたかしくんのお茶碗は、ご飯の後に、自分の上に残された白いご飯を見るたびに悲しかったのだ。
でも今日は違う。たかし君が好き嫌いを克服して白いご飯を食べ切ったのだから。
お茶碗は言いました。
「たかしくん、これを機にどんどん苦手を克服しようね!」
すると、たかしくんはこう言いました。
「お茶碗がしゃべったあああああああぁ!!」
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