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もう、なくなってしまったのか…
それとも初めから無かったのか。
ああ、そうだ。
人は独りだ。
いや、私は独りだ。
誰と肌を合わせようと
消えることはなく。
どんなに想い焦がれようとも
呼びかけようとも
手を伸ばそうとも
触れることのない人を求めている。
私の勝手なワガママ。
逢いたいとか、触れたいとか。
いつまでも、しつこい私は
きっと気持ち悪い物体。
勘違いの罰かもね。
だから私は独り。
これが運命だっていうなら
それでも笑っているから。
消えないで…
消さないで…
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