第1章 2月16日の記述

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「東京に原爆が落ちるまで、じっと待ちます」 意訳して語り直すとそのようになる。 そう言うことを、国会答弁で言ったんだよ。 そうなるんだろうな。 紙きれの憲法9条第2項に、強固に守られているんだから。 アメリカの核の破れ傘のもとに、安住してさえしていればいいんだから。 こう言う答弁を晋ちゃんがすることからも、晋ちゃんは独裁者じゃないし、瑞穂の国の民主主義国の原則に一歩も外れることなく、健全な良心を持って首相の仕事を行っていることが表されていると、言えるんじゃないかな。 語らずとも晋ちゃんは、国の行く末を決めるのは選挙で多数決をとって、その結果の意思に外れることなく(つまり、民意に基づいて)、国の舵取りをしますよ。それしかありませんよ、と言っているんだよね。
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