2人が本棚に入れています
本棚に追加
自分の見ている妄想を文章にする。
自分が付き合いをしている精神疾患の、まさに妄想を言語で内面化して、他人に理解できる言葉で記述する。
手前味噌な話になるけれど、ぼくの主治医はこう言った。
「あなたが自分の妄想を文章で書くと、余計に飾らずにストレートに描写する」
理解できる、と言うのだ。
小説を書くことが上手いひとはいる。
自慢話になるけれど、精神疾患は人口の1パーセントだ。
その中でも、妄想を内面化して、言語描写できるのはほんとうにまれな存在だそうだ。
逆に言うと誰も関心を持たない、とも言えるけれど、それでもほんの一握りの人間は理解ができる。
ニッチなマーケットだけれど、ぼくはそれをアイデンティティにして、誇りを持ちたいと考える。
最初のコメントを投稿しよう!