01.セピア・メモリーズ

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学生の頃に流行った曲で、当時バンドを組んでたクラスの男子たちがよくお昼休みにギターをかき鳴らしていた曲がある。 別に男子たちの誰かが好きだったわけでもないし、思い入れも特別あるわけじゃない。カバーというには無理がある、カラオケどころか鼻歌レベルのその歌は、思い出の欠片として残っていてテレビで流れるとかなんとなく有線で流れたりすると手を止めていた。 セピアに色あせた思い出。青春、という青臭くて思い出すだけでどたん、ばたんとのたうち回りそうな記憶も振り返れば甘酸っぱさを緩和させてそこにある。
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