「なにか光ってる」

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「なんか、今・・・・・・」 思わず言葉が漏れたが、またも自らそれを招いてしまいそうで口を噤んだ。 コハクとチトセさんの方を伺ってみても特に何の反応もなく、ぼやーっと空から舞い降りてくる雪を見ているだけだった。 ただ、コハクが普段よりニコニコしていることに気付いたが、俺はひとまずなかったことにしてこたつへと戻ったのだった。
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