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「うわっ」
俺は少しばかり慌てながらそれを受け止める。
思っていたよりふわふわと落ちてきたそれは俺の手の中に納まった。
『何かあるとは思っていたけど、びっくりしたー』
その言葉を口に出せないまま俺は座り込む。
「ナイスキャッチ」
心底楽しそうにそう言ったコハクが窓を閉めてくれた。
ミケはいつの間にか俺らと距離をとるように暖かい場所に移動していた。
「やあ、聖」
そう聞こえたのが手の中からだと分かっていても俺はさすがに驚きはしなかった。
ようやく落ち着いて手の中にいるそれを見てみると、それは目のくりっとした生き物だった。
だた、俺は心の中で『来たー!3度目だー!』と叫んでいた。
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