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「なにか光ってる」
昔から自分が『変わったやつ』だったという自覚があるかって言われたら、正直なかった。
自分にとっては『それが』それほど特別なことには思えなかったから。
面倒に思うほど『不思議』はつきまとってはこなかったし、一人の時に起こるのが常だったから周りの人に気付かれることもなかった。
今はすっかりいい大人だし、その『不思議』に夢を見たりもしていない・・・・・・んだけど。
子供の時から会っていなかった父親の実家に縁あって住むようになってから、どういうわけかその不思議と同居することになってしまっている――――
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