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「ありがとうございましたー!」
って、言われて雅文と外へ。
「あ!お金払ってない!」
「後で引き落としだから気にしない。……すげ、綺麗」
「うん!こんな色になるんだね!びっくりした!」
「……明日香がって、意味だったんだけど」
「………あ、ありがとう……」
多分、真っ赤になったと思う。
それからブティックに連れて行かれた。
「オーナー居る?」
「あ、倉内様。いつもありがとうございます。今日は?」
「この子、めちゃくちゃオシャレにして上から下まで」
「かしこまりました」
私、キョロキョロしながら店内見てた。綺麗な服や、靴、バック、アクセサリーまであった。
シルエットが綺麗なワンピース見つけて、値札見たら、私が量販店で買う服より0が2~3個多い。
クラクラした。
だけど、数点服を持ってこられて試着したら、綺麗で、着ただけで嬉しくなった。
「雅文!見て!綺麗だよ?」
「やっぱスタイルいいな。めちゃ似合う!」
嬉しくなって、試着しまくった。
靴も出してくれて、試着室から出たらモデルさんみたいに自分が見えた。
「オーナー、あの子が最初に見てたワンピースから今まで着たのと靴も包んどいて」
「ありがとうございます」
気がついたら凄い数の荷物。
「………まさか、全部買ったの?」
「オシャレ!オシャレ!」
「うわあ!オシャレもういい!もういいから!!」
車に荷物載せて、後ろのシートは私の荷物でいっぱいになってた。
しかも今着てるのも、その場で着て、値札取ったヤツ。靴も鞄も。
クラクラしながら聞いた。
「………そ、総額、いくら?」
「わからん!オシャレに値段つけられん!」
「…………」
「髪も服もめちゃくちゃ綺麗。…元がいいからな」
また、赤くなってしまった。
次に連れて行かれたの、カラオケ。
すぐにVIPルームに案内された。
「カラオケ!初めて来たーー!!響いてるし!……あー、あー、」
「あー、あー、言ってないで歌えよ?」
「でも、私、今時の歌ってわかんないよ?……スーパーで聞いてた有線か、たまに見るドラマの曲しか……」
「楽しければいいの!童謡でもなんでも!」
「操作わかんない……」
「タッチパネルだからタッチするだけ」
「う、歌ってみる!」
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