イリスの結婚～seventh wife～

＊Commentary（解説）

最後まで『イリスの結婚』をお読みいただき、誠にありがとうございます。

ここからは、不肖ながら作品解説などをしたいと思いますので、もうしばしのお付き合いをお願いいたします。（興味のない方は読み飛ばしでも結構ですので汗）

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イリス《Iris》
……ギリシャ神話に登場する虹の女神の名前。英語読みではアイリス。

本作品の設定及び執筆動機は、ニュートンの「虹の中心には無限の変化がある」という言葉からのインスピレーションに因ります。

国によって虹の色数や色の種類は違い、虹の色数を７としたニュートン曰く「オリジナルの基本色は赤・黄・緑・青・菫、それに橙・藍」ですが、本作品では日本で一番ポピュラーな「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の７色説を取り入れました。

日本に於ける虹の中心色は緑であるため、本作ヒロインを緑＝ヴェルデとし、限り無い変化、無限の可能性を彼女に担ってもらうことで、結婚の根源である“愛”、そして結婚によって生まれる“未来”を表現できればと思いました。

次のページより、登場人物などの名前の由来や意味などを記載。