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私は明かりを点けて、さっそく白い箱を開けてみた。
するとそこには、純白のウェディングドレスが入っていた。
なぜサンタクロースがこれを私に届けてくれたのかはまったくわからなかったけれど、このウェディングドレスはきっと母からのプレゼントだろうと感じていた。
その夜私は、純白のウェディングドレスをハンガーにかけて、時間が経つのを忘れていつまでもぼーっと純白のウェディングを眺めていた。
私は、幼い頃から母が天国に旅立つ日までの思い出に浸っていた。
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