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すると、ピィーという鳥の鳴き声がした。
上を見ると、ミランダお姉ちゃんの鳥がいた。
お姉ちゃんは野性の鳥を飼いならして、言うことを聞かせていた。
白くて割と大きめの鳥。受付の前に止まり木があり、夜はそこで寝ている。
鳴き声から名前はピーちゃん。
私の言うことは聞かないけど、ミランダお姉ちゃんの言うことは忠実に聞く。
青い空に白い雲。冬の日のすすけた日差し。
そんな太陽の光を受けて、ピーちゃんは悠然と飛んでいた。
私の上でクルクルと回り、すーっと地上に向かって優雅に降りてくる。
その行き先には、リアムがいた。
ピーちゃんはリアムの肩に乗り、ピーちゃんを乗せたリアムがこっちにやってくる。
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