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3人は、それぞれのエレメント属性を持つ宝珠を武具にはめると身体中から力がみなぎってきた。
そして、魔法の力が彼女達を包み込む。
魔法レベルは0だが、宝珠の持つ力により輝いていた。
「マユラ君と、カミュ君はこちらの世界の服に着替えて来なさい。詳しい話はそれからだよ。」
「トオヤ、さっきの見たか?いきなり、魔法の力宿った様にみえたぞ。」
「宝珠があの子達を歓迎して認めたって事かな?仲間が増えて嬉しいよ。王宮にいる女の子はハルしかいなかったしね。」
「下手したら俺達より強くなるかもしれないってのに呑気な奴だな?まあ、後輩は大事だから可愛がってやるか。」
「後輩って私の事?シュウちゃん先輩よろしくお願いします。」
「リーザ、俺の指導は厳しいから覚悟しとけよ?」
この世界ではというよりシャニ国王のルールは、名付け親になった以上責任をもって師匠になる事と良きパートナーになる事だった。
「リーザちゃん、シュウちゃんと僕がいるから安心してね?」
「シュウとナチだから安心出来ないの間違いじゃない?特にナチは危険だよ。後で分かる事だけど。リーザには、そこの二人以外に僕とレントがつくよ。」
「よろしくね、リーザちゃん。アイル先輩と俺は大丈夫だから心配いらないよ。」
「よろしくお願いします!」
カミュの名付け親のミュウは、側にいたから師匠になるのは分かるとして後の二人は、セージュとトオマだった。
「カミュ、私がいるから安心して下さいね?」
「ミュウは、厳しいからカミュが心配です。泣きたいときは私が側にいますから頼りにしてくださいねマイプリンセスカミュ。」
「セージュ、カミュが固まってるぞ?(はぁっ…ミュウ先輩とセージュは、正反対のタイプだから心配だ。)」
「よ…よろしくお願いします。」
そして、残るはマユラだが先程の心配で放置できないと言ったトーキはもちろんマユラを支えるパートナーだが名付け親はレイジー。他には、同じ火のエレメントを持つトオヤとランがいた。
「もうっ!僕の事忘れないでよね?あっ、やっと宝珠つけたんだ。凄くいいよ。こっちでの正装もいい感じだね?本当なら僕がマユラちゃんの師匠になる筈だったんだけど外されちゃったんだよね。残念、ショボボン。」
「当たり前だろ!トーキ、さっさと先進めろ。契約の血判だ。」
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