親友

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親友

放課後、いつもの自動販売機とベンチが置いてあるところに寄り道した。 「勇気、大学とかきまったんか?」そう言い剛はコーヒーの缶を開ける。 葵は「でも大学いくってなったらこの町出ていかなあかんやん。私は行かんかな」 「お前に聞いてねぇよ」 「なんですって!」 「まあまあ喧嘩すんなって、俺も今んとこはなんも決まってねぇよ」 「お前らどうすんねん将来」 「さぁね」俺と葵は口を揃えて言った。 俺たちは別々の道を行き、解散した。「将来ねぇ...」俺は思わず独り言を呟いた。明日学校いけばもう休みだ。そう思うと楽に感じてきた。 あ~こういう平凡な生活が続くんやろな~そう思っていた。
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