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 青年はしばらく考えてから、真剣に向き合うためにも、正直に答えることにした。 〈実はもう死んで天国にいるのです。そんな幽霊のような存在の僕の言葉に耳を傾けてくれて、僕も嬉しいです〉  すると、すぐに返事が来た。 〈わたしも今、天国で暮らしています〉
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