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義賊(ぎぞく) という聞き慣れない言葉に浩輝は興味をそそられた
龍二「お前なぁ、義賊の意味知ってんのか?
泥棒だぞ泥棒!!」
研太「でも、悪い奴から金奪って、苦しめられた奴に返したり貧しい奴らに分け与えたりするんだろ?
お前、そういうの好きだよな?」
浩輝「義賊!!カッコイイな!!それ!!!
よし!やろうぜ!!俺達でこの街の悪い奴らやっつけて弱いやつを助けてさーー」
浩輝はまるで小さい子供のように目を輝かせてはしゃぎ出した
龍二「ほら、見ろ!!だからコイツに言うの嫌だったんだ……そして、どうせまた俺達も巻き込まれるんだろうなぁ~?……(;´д`)」
研太「まぁ!いいじゃん面白そうだし!!俺はそういうの嫌いじゃないし!!!」
ーーーーーーーーーー
-翌日 16:35
浩輝「おう!みんな揃ったな!!行くぞ面接」
駅前に3人は集まっていた
今日は全員私服のようだ
龍二「お前、ホントこういうとき行動早ぇよな~~」
研太「面接はカジュアルな格好で良いって言ってたから私服で来たけど俺、チャラく見えねぇかな?」
研太が尋ねる
龍二「大丈夫じゃね?……お前元からチャラいし……つか、義賊なんて普通の仕事じゃないんだから身だしなみとかそんな厳しくないだろ?」
そして、3人は面接場所に着いた
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