〆1  日常発~非日常行

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3人は同じ高校に通う同学年の生徒だ 因みに浩輝と龍二は同じA組で研太はB組である 駅前に集まった3人はトボトボと街の方へ歩いていく 時刻は13:32 普通の高校生は五時限目の授業を受けている時間だが あろうことか、この3人はこのご時世に授業をバックレていた 浩輝「俺たちぐらいだよなー……今時、授業抜け出して遊ぶバカなんて」 龍二「まぁ、みんなマジメだからな……」 研太「ここ田舎だから悪さしたらスグ噂広がるし仕方ないべ?」 3人はカラオケやボウリングなどで一頻り遊ぶと夜になったので解散することにした 浩輝「あ、やっべ金ねーのに使いすぎちまった……親父に怒られる」 龍二「あー、お前ん家父子家庭で親父さんメッチャ恐いもんなー」 研太「金ねーならさぁ……俺らとバイトしねぇ? ほら!この間のやつ!」 研太は龍二の方を見る すると龍二は渋い表情を浮かべこう返した 龍二「お前、あのバイトは怪しいからやめとこうって言っただろ?」 研太「いや、でもやっぱり金入るしさー……それよりなんかカッコよくね?“義賊”ってやつ」 浩輝「“義賊”?」
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