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そして、10月の夜10時。
大阪近郊の路上で1台の車から煙が出ていた。
聖人「これじゃー使いもんにならんなぁ」
仲間「どうするよ? 」
聖人「仕方がない。最初のトラックで、最後の乗り換え地点まで行くしかない」
仲間「そんなの危険だろう! 捕まるじゃねーかよ! 」
聖人「心配するなぁ。俺がやる」
ある高架の上に、グリド製菓の専務がいた。脅迫状では、ここから、0時ピッタリに身代金を下の道路に落とす事。
専務は0時ピッタリに身代金を落とした。
道路にはトラックが走ってきて、荷台に身代金が落ちた。
車は逃走する。それを警察が追いかけた。
当初の予定では、山道に入り、巻いて車を乗り換える予定だったが、車の故障で、これで長い距離を移動しなくてはならない。
しかし警察の網からは逃れられず、捕まった。
キキー
警察が扉を開けると、そこには史華がいた。
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