第二十六・五章〔マヨネーズ誕生秘話〕

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第二十六・五章〔マヨネーズ誕生秘話〕

僕が、この国に来て、1週間が経とうとしていた。 この国に来て早々、オリアンや国王、ジプレトデンの争いに巻き込まれ、慌ただしい毎日を送っていたが、一段落ついた今、ようやく落ち着きを取り戻した。 ここに来てから、成り行きとはいえ、『ジャム』や『お酒』といったこの世界には無い食べ物や飲み物を作り出してきた。 そうしてるうちに、是非とも作り出し、この国の人に食べて貰いたいという思いが強くなってきた『食べ物』があった。 『食べ物』というより『調味料』になるのか? その食べ物こそ、僕が愛して止まない『マヨネーズ』だった。 作り方は、なんとなく知っていた。前に妹が家庭科で作ったのを聞いていたのだ。 主な材料は、『卵』『食用油』『お酢』、あとなんだかわかないが、『チャレンジする勇気』? があればいいと言っていたが、最後のはまったく意味がわからない。 『卵』と『食用油』はイブレドさんの所にあった。しかし、『お酢』は…お酢? 『お酢』って作れるの?そもそも『お酢』って何?? と、いうわけで、作る決心をして10分で行き詰まってしまった。 しかたないので、とりあえず簡単に作れるミルクセーキやお酒に果物を入れて、果実酒を作ろうと     
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