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『カナコさん♪』
カナコ?『あ、貴方は?』
『今帰るとこ?だよね~
とりあえず家帰ろっか♪』
有無を言わさず、彼女の住むマンションの部屋に向かう。
カナコ?『あ、あのなんで…』
『んな話は良いからさっさと入って~』
(キィッ)
カナコ?『っというか私…』
(ガチャッ…ガチャリッ)
『…え?』
カナコ?『(ビクッ)いや、あの…
何処かでお会いしました?』
『出勤、退勤、プライベート…
いつも会ってますよ?
なんてったってここ一帯狭いし、何もないからよく会うのも無理ないから♪』
カナコ?『で、でも私の名前…』
『小泉加奈子、26歳…
○○マーケットの店員で△△スーパーでのショッピングが日課。』
加奈子『え?』
『これわかる?』
加奈子『レシート?』
『そう。正確には君がもらってきたレシートだよ♪』
加奈子『え?』
『他にも家には加奈子さんにゆかりのあるアイテムばっかりあるよ♪見る?』
俺はスマホを取り出し画像を見せた。
加奈子『っきゃっ!!』
『……どこにいくんだ?そっちは台所だぞ?』
加奈子『こ、来ないで!!ス、ストーカー!!
警察呼びますよ?』
『あ、それ無理だわwww
(ヴァキッ)』
加奈子『え?』
『俺、腕っぷしだけは強いんだ♪
君のスマホはこの通り割ったよ~
ま、新しいの買ってやるから泣くなwww』
加奈子『だ、誰かあああああ!』
『二階は借りてる人いないし、一階は旅行や出張とかでいない。唯一いる人いるけど、俺の同僚で今頃まだ会社だよ~
それより、良いもの見つけたんだけど…』
加奈子『え?』
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