地震~電気のありがたみ~

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***  平成30年北海道胆振東部(いぶりとうぶ)地震が起きて、一ヶ月以上が過ぎた。  あの地震でブラックアウトにならなかったら、北海道の電力事情もまったく知らなかった。真冬に大地震が起こった際は今回のように電力の供給が早くないことが容易に想像つく。なんせ、水力発電所が機能しないであろう。今回はこれに助けられたことにより、電力の供給が早かった。  そんでもって最悪、凍死で死亡する確率が高い。外が-20℃だったなら、室内は-10℃前後で布団をかぶっていてもガチブルだと思われる。  ストーブを焚いていても、玄関や窓から冷気が入ってくるので寒い。なのである程度、室温を上げておく必要がある。外壁の中に断熱材がふんだんに使われているので、一度温まると保温性が高いのが雪国の住宅だったりする。  もちろん、電力会社の技術者の努力も大いに評価に値する。  不眠不休に近い状態で仕事をこなしたことを聞いたし、復旧後も地震対策で大変だったそう。  これから起こりうる天災について用意するもの。自分が住んでいる地元の情報収集が確実にできるアイテムが必需品だと思う。当然のことながら防災グッズも必要だし、灯油やガソリンは確実に用意しておきたい品だと思う。  テレビで情報を仕入れようとしても、震源地や被災している場所を中心に報道されているので、地元の情報がいっさい手に入らなかった。  ガソリンスタンドの情報やスマホの充電場所、給水場所やスーパーの物入り情報などを流している情報源を押さえておくと、いざというときにめちゃくちゃ役に立つこと間違いなし!  防災対策のひとつとして、確保することをお勧めします。
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