16人が本棚に入れています
本棚に追加
/196ページ
先日気温差にやられて風邪を引きまして、小説の更新を1日お休みしました。その際はあたたかいコメントをいただき、ありがとうございました。
それでは動物病院に話を戻します。
興奮状態を維持していたためか、前回同様に注射をされたことにも気づかず、ずっと尻尾を振っていた小春とは正反対に、娘はぎゅっと目を閉じて刺される瞬間をやり過ごしてから、何事もなかったかのように音もなく尚史から離れた。
(ありっ? もしかして尚史はただの盾にされていただけなのか?)
しかし注射されても全然痛そうな素振りを見せない小春が、子犬のくせにすげぇなぁと思った。4月に入ってから狂犬病ワクチンを打ちに行ったのに、相変わらずのテンションの高さでそれを乗り切ってしまうんだから、マジで羨ましい。
尚史は注射の針が刺さる瞬間に、思いっきり顔を背けてやり過ごすタイプだったりする! 他人のはまったく平気なんだけどねぇ。
そんでもって暖かくなったと同時に換毛期がきて、全身の毛がぶわっと抜けた小春は、一回り以上小さくなりました。
顔も一気に大人びたけど、遊びに熱が入ると所かまわず噛みまくるので、アキレス腱を守るのが必死だったりする!![image=509986088.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/509986088.jpg?width=800&format=jpg)
![image=509986088.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/509986088.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!