5ヶ月目突入!

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 そんなこんなでブログを読んでもらった後は、真っ直ぐ自宅に帰宅。小春の散歩が待っていた。  暇そうにしていた相方も行くというのでリードを手渡し、並んで傍にある河川敷をとぼとぼ歩く。日頃から聞き役に徹しているので、この時も他愛のない話に「へー」「はー」「ほぉ」など適当な相槌を打っていた。  数分後、脱糞の兆候があったので終わるまで眺め、苦労せずに回収。  うんちょすをポリ袋に入れて、前回ビニール袋が飛ばされて苦労したことを熱く語った。自分の話をしたのは、この時がはじめてだったと思う。珍しく話を聞き入ってくれたことにちょびっとだけ感動しつつ、身振り手振りを使って話を続けた。 「こんなふうに、いきなり突風が吹きすさんで――」  のタイミングで持っていたビニール袋から、使用前の新品のポリ袋が2枚、ひょろりんちょという感じで飛ばされた(なぜだ?)  今回は小春は相方が面倒見ているので、苦労せずにポリ袋を奪取できると即座に思った!  だがしかし、追いかけて気づいた。  片手には小春のうんちょすが入ったポリ袋を握りしめ、反対の手はビニール袋を手首に引っかけていたため、そこに向かって風がジャストミートに入り込み、ちょっとした抵抗になっていることを――。  この間の風と比べて吹き方は弱いのに、うまく取れない。しかも2枚も飛ばされてるせいで、手前にあるヤツから取ろうとした瞬間に、奥にあるポリ袋が勢いを増して飛んでいくという始末に、頭を抱えたくなった。 (何で自ら、この間の再現をしなきゃならないんだよ。恥ずかしい、馬鹿みたいだ////)  そんな恥ずかしさを堪えながらも、きちんと確保した。本当は1枚見捨てようとしたけど、貧乏性ゆえに見逃せなかった_| ̄|○  けしてネタを提供してやろうと思ったことは、まったくありません←断言! 間違いなく、向こうからやってきている。image=510063732.jpg
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