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   ふふっ。  道隆は、自分の未熟さ、不甲斐なさに、思わず笑みがこぼれた。  そして、涙を拭うと、闇夜にひとしきり降る雪を見つめた。  かあさん、ありがとう。  道隆は、ゆっくりカーテンを閉じた。  
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