夢見るディフェクティブ

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Phobia ずっと ずっと ひとりぼっちでいたから 誰かの気持ちが わからないんだ ずっと ずっと 孤独を演じていたから 君の言葉が 信じられないんだ 「こっちへおいで」 君の差し出す手を 掴めなかったあの日を ひとり悔やんでる 暗いところにいたから 君の傍に行くのが怖かった もっと素直になれてたら 違う未来もあったのだろうか 何も知らなかったんだ、僕は。 「さよなら」は 案外あっさりしていて 特別なんて何処にもないと 理解する、そう 「わかってた」 君の優しさは 僕のものではないから あんなに眩しかったのに 明かりはもう何処にもない もっと正直に君を求めれば 今も傍で笑っていたのだろうか 何もわからなかったんだ、僕は。 ずっと ずっと ひとりでいよう 誰かを理解するなんて 出来ないよ ずっと ずっと ひとりでいよう 誰かとわかりあうなんて 怖いよ。
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