プロロオグ!

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音楽を聴きながら道を行くと、目の前にカラスがいた。 「よぉ、カラス君、なになに、君はまるで世界が終わる時みたいな目をしているね、ははは」 などと。独り言を言いながら軽やかなステップを踏んでいた。 仲子は、学校に向かっていた。 学校に行けば、たくさんの友達がいる。 十人十色、ありとあらゆる人々が、その学び舎にはいるのだ。 仲子は、カラスを素通りすると、次は畑を見つけてくるくると体を回転させる。
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