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畑は荒れてはおらず、綺麗だった。
綺麗に整備された畑からは、さぞかしおいしい野菜やらフルーツやらが獲れるんだろうなぁと思っていると、友人の香(かおり)と遭遇した。
「あ、香ちゃん、おっはよー!今日も朝、早いんだね」
「仲子ちゃんも。お早いですね。、私。今日は日直の当番ですの。そのため、朝早く学校にいかなければならないんですの」
「日直、大変んだね、手伝おっか?」
「いえいえ、そんな、そこまでされなくても大丈夫ですよ。私、お仕事は嫌いではないので」
「そっかぁ、香ちゃんは、お仕事好きだもんね。あたしなんか、嫌で嫌ですぐ投げ出したくなっちゃうんだよ」
仲子はそう、笑みを作りながら言う。
そう言う彼女は、上機嫌だった。
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