epsord 1

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新学期がはじまった。 窓際の隅の席にすわる地味なおんな 由梨はふるめの本を読書していた。 丁度8時20分くらいになってから あいつがきた。 (おはよう…古水くん…。) 彼は教室に入ってくるも いた女しに囲まれ挨拶を遂げていく。 もはや彼を取り巻くのは当たり前。 私だけ唯一話しかけたことがないので 周りになじむように話しかけたふりをする。 心の中で、 話しかけて…。
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