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「恭弥君。
騒がしくするって言っても脅かすだけだよ。
だってここは学校。
それも鈴凜学園の敷地内」
ゼロにとっても、
鈴凜学園は、
安心安全で信用できる唯一の場所。
『だからって、
なにしてもいいってわけではありませんよ。
鈴凜学園は、
別名警備学園って呼ばれているんですから』
恭弥もゼロから零が転入している学校の情報、
その以外に、
一夜零の現在の身元保証人(雨宮煉）と一夜和樹とのつながりまで幅広く。
なので、
恭弥もその見返りに、
ゼロに一夜和樹の近況を度々報告している。
「……恭弥君。
殺しはしないよ。
折角零君が、
見つけてきた大切な大切なアルバイト先を僕が一方的な感情で、
奪い取るわけにはいかないからね。
それに、
僕も会って話してみたいんだよ……黒鳥恭輔さんにね」
「……」
「もしかして隠れているつもりですか？ バレバレですよ？」
『ゼロさん！』
「ごめん恭弥君。
お客様がお待ちみたい」
「あぁ！ ゼロさん』
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