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 大きな襟の内側に、下着で整えられた谷間が見えて、透哉は反射的にそこに吸い付いた。唇を尖らせて集中的に吸う。 「んあ、ああ」  赤く痕を残すと、左手は服の裾から割り込み、今度は下着の上から再び胸を掴む。  捏ねるように揉んだ。親指が柔らかい肌に沈むと、浮いた下着の隙間に、硬くなった頂が顔を出す。掴んだまま、人差し指でそこを引っ掻く。  弾けたように真綾の身体が揺れた。  声も先程より明らかに大きくなっていた。 「すげぇ感じてる」 「や、やぁああ…っ」  服を捲し上げると、トップスの裾を真綾の口元に持っていく。そこを自分で噛ませると、薄いピンクの下着が露わになった。  少し目線を下げれば、その色と同じ布が捲れたスカートの下にある。  紺色とそれのコントラストに、透哉は眩暈を覚えた。 「ふ、むむ、ん」  自分で自分の胸を晒している状況に、真綾は羞恥心を感じながらも興奮しているようだ。  荒い息で上下する胸が苦しそうだったので、透哉は背中に腕をまわして、下着から解放してやった。  下着を上にずらすと、収まりきらない乳房がぷるりと存在を表す。口を開けて舌を出すと、真綾は期待の眼差しを透哉に向けた。  心中で笑うと、その期待に応えるように、硬くなった頂にしゃぶりついてやる。 「あっ、」  反射で大きく口を開けたせいで、セーラー服の裾は透哉の頭にぱさりと落ちた。  いやだいやだ、と心にも無い言葉が真綾の口から羅列されるが気にしない。  左をある程度堪能すると、右へとターゲットを変える。  そうしながらも、今度は右手で真綾の膝から太ももを優しく撫でた。触れるか触れないかのタッチで上下させる。  少し粟立った肌に優越感を感じながら、じっくり責めるように太ももへ、内太ももへ、指を掠めていく。  ショーツの端をなぞれば、そこがしっとりと熱を帯びていることが判る。
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