番外編 自業自得の男の話

3/10
前へ
/220ページ
次へ
「高森さん、少しお話いいですか?」 入籍を無事済まし、晴れて既婚者として過ごし始めた矢先、同じ会社で働く事務の女から相談を持ち込まれる。 京香とはタイプの違う女。 少し派手で、ちょっと気の強い女だった。 そう声を掛けられた時は、さほど気にする事もなかった。 だって、俺には京香がいるし。 他の女性に興味なんて行かないと思っていたんだ。 女に相談された時だって、仕事の悩みなのかと思って簡単に安請け合いして。 その場だけで終わるだろうと、仕事が終わった後飲みに行って話を聞くことにした。 しかし、そこで相談されたのは、まさかの話。 女は涙を流しながら、俺の事がずっと好きだったと、俺が結婚しても忘れられないと、そう言った。

最初のコメントを投稿しよう!

1113人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>