未知との遭遇

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未知との遭遇

 俺は一人誰もいない公園でただずんでいた。  俺はとあることを考えていた。  汝らに問いたい。  おっぱいを揉みたいと思ったことはないだろうか?  男ならあるだろう。必ずあるだろう。  ない? いや、ないなんてことはありえない(二重否定)。  この俺、馬場廸(ばばいたる)もおっぱいを揉みたいと思っている。  毎日揉みたいと思っている。  毎日がおっぱいエブリディになりたいと思っている。  しかし、それができない。非常にもどかしい限りである。  俺には彼女がおらない。  もう二十歳なのに、今まで彼女ができたことがない。  言い換えれば、女性のおっぱいを触ったことがないということである。  強いて言えば母親か......ノーカンだろう。  おっぱいが揉みたいのに揉めない。   男というのは実に不便な生き物ではないだろうか。  女性であれば自分のおっぱいを揉めるし、友達のおっぱいも揉めるだろう。  よく、アニメである「いや?、何々のおっぱいでっかーい!」とじゃれつきながら友達のおっぱいを揉むシーンがあるが、俺はあのシーンを見た時、羨ましすぎて悶絶したものである。     
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