第一章
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とその時、脇道から人が突然出てきて、肩と肩がぶつかった。 「すみません」 咄嗟に謝る。 相手は僕にちらりと目を向けると、すぐに下を向いてしまい、すまなさそうに頭を軽く下げた。 この辺では見かけない男だと思った。だが気分が良い僕はとくに気にもしない。 また軽やかに坂を下り出す。 その男が振り返り、立ち去る僕の背中を見送ったことにも気付かなかった。
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